倉持一裕さんの「俳優のためアレクサンダーテクニーク」 短期ワークショップ 二日目
倉持さんの短期ワークショップ二日目の振り返り。
初日のレッスンで大きなことに気づいた私は、サラ・バーカーさんのワークショップでやった歩くワークを振り返ることにしました。
倉持さんのワークショップは、参加者自らが取り組みたいことを持ち込んで、実践します。それに対して倉持さんが最大限サポートしてくれます。
倉持さんのサポートを受けて、演技の質が変わることはしばしば。
ほかの参加者の方のワークを見ているだけでもいろんな発見があり、見学も立派な学びです。
さて、私は「歩くワークを復習したい」と倉持さんに伝えるとすぐさま「何のために歩くの?」と。
…あ、無意識のうちにワークの目的に正しさを求めていました。
サラ・バーカーさんの歩くワーク、前日の歩くワークと同じことができるかを欲していました。昨日の感覚と同じことをしたい、という気持ちは往々にしてありますが、感覚評価は全くあてにならないですからね。
望みを整理すると、私がやりたかったことは「アレクサンダーテクニークを使って数メートル先まで歩く」ことであって、アレクサンダーテクニークを正しく使うことではないんですよね。
普段の生活の中でも、ほんとに小さなことですが、無意識のうちに目的がすり替わってるケースがあるのでは…?
今思うと、何かとても大きなことに気づかせてくれた一日でした。