サラ・バーカーさん 俳優のためのアレクサンダーテクニークワークショップ
ここしばらくアレクサンダーテクニークに対する興味が日に日に大きくなっています。
アレクサンダーテクニークについては、ほんの少しだけ知識として持っていました。
「首を自由にしてあげることで、頭や脊椎が自由に動くことができるようになり、
本来の動きを取り戻すことができる (協調作用) 」という認識でしたが…
これまで「アレクサンダーテクニーク」の名前を冠したレッスンは受けたことがないし、
サラ・バーカー氏は演劇の講師でもあるとのことで、
ナレーションのパフォーマンスに繋がる何かが見つかるのでは?という狙いもありました。
というわけで、八月はじめに開催されたサラ・バーカー氏のワークショップに参加しました。
ワークショップは2日間に渡って開催されましたが、初日は都合が合わず、二日目のみの参加でした。
事前に発表されたスケジュールでは、二日目の午前に声に関するアクティビティをするとのこと。
ここが一番受けたい内容だったので、このアクティビティが二日目でよかった。
とはいえ、初日はアレクサンダーテクニークについてのレクチャーだったので、
出遅れ感は否めませんでしたが…
午前中の声に関するアクティビティですが、新しい発見が一つ。
声を出す前に、呼吸を思い出すことの重要性を再認識したのでした。
そして呼吸を思い出すことで得られることが一つ。
無理にのどを締め付けなくなったこと。
この声を出すことにフォーカスが向かっていたために、
無意識のうちに喉でコントロールしようと、いらない力が働いていたようです。
結果ばかりにフォーカスしていて、自分自身にディレクションを送るのを忘れていたようです。
こればかりは日々の稽古ですね。
どんなときも自分自身にディレクションを送ることが習慣になるようにしたいです。
それにしてもアレクサンダーテクニークを学ぶことは面白い!
発見がある度、自分の使い方が変わります。
その恩恵として、身体が無意識のうちにしている不要なことをしなくなり、何だか楽になります。