フリーランスナレーターの宅録環境について

こないだ知り合いから「ナレーターのこと教えてください!」という相談を受けまして約1時間半にわたってお話させていただきました。

なんと驚くべき事実が判明!

私がかつて所属していた事務所の後輩でした。

 

練習方法とかキャリアのこととかを相談しているうちに「宅録環境あります?」って話になり、一通りあると便利な機材をピックアップしたので、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので残しておきます。

 

まずはここから。宅録環境一式

もちろん、ここにリストアップした機材が正解というわけではありません。機材なんてピンキリ。上を見ればキリがないし、下を見てもキリがない。

でもこのあたりの機材が一通りあれば、自宅で練習やボイスサンプル作りはもちろん宅録案件を受注することもできちゃいますよ、というくらいに考えて置いてください。

もっといい機材が使いたい、クオリティを上げたいという方は、仕事で稼げるようになれば、それぞれの機材をレベルアップしていけばいいと思います。

 

コンデンサーマイク

RODE ロード / NT1A コンデンサーマイク

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当たり前ですが、マイクがなければ始まりません。

そしてマイクにはコンデンサーマイクダイナミックマイクというものがあります。色々違うんですけど、その辺は私よりも詳しい方がたくさん解説してくれているのでググってみてください。

ちなみに、コンデンサーマイクはファンタム電源という特殊な電力を供給する必要があります。(※後述のオーディオインターフェース参照)

NT1Aはポップガードやショックマウント、ケーブルもセットになっていて非常にお得です。

 

マイクスタンド

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マイクスタンドも色んな種類があります。ストレートスタンド、ブームスタンド、オーバーヘッド、卓上など用途に応じてさまざま。

私はマイクと同じくRODEというメーカーで揃えたいのとコンデンサーマイクを上からぶら下げたかったのでクランプ固定式のアームスタンドを使っています。

こうすると原稿を机の上に置いても邪魔にならないのでめっちゃ快適。

 

ヘッドホン

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

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普段、音楽を楽しむ用のヘッドフォンは色んな機能や調整がかかっていているので、自分の声を知るにはモニターヘッドホンが必要。

中でもMDR-CD900STはデファクトスタンダード。業界標準というやつですね。

スタジオで使うヘッドフォンをいつもの練習で使っていると、それだけでマインドセットが変わるはず。

リフレクションフィルター

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必ずしもなくていいと思うけど、あると便利。

なぜなら、声は空気の振動です。マイクの横を抜けて、お部屋の壁などに反響した音がマイクに入ってしまうこともあるから。

リフレクションフィルターはマイクの周囲を覆い、拡散を防いでくれるので余計な反響音がグッと減ります。

オーディオインターフェース

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オーディオインターフェースの役割は2つあります。

・コンデンサーマイクにファンタム電源を供給する
・マイクの音とPCに入力する(USBで)

オーディオインタフェースも色々ありますけど、1万円くらいで手に入るTRI-CAPTUREはその名の通り3つの入力系統があります(ファンタム電源も供給できるのは1系統のみ)。

 

環境を追求する方は「簡易防音室」

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とにかく宅録でも最高の環境を!と考える人は簡易防音室を買っちゃう方もいます。

さらに極める人はYAMAHAの自宅用防音室アビテックスを購入しちゃう人も!!(私も本気で考えたことある・・・)

マンションだから近所に周囲に気兼ねなく練習したい!とか、家族に聞かれるのが恥ずかしい!という方にもちょうどいいかも。

そういえば昔、夜な夜な布団かぶって練習しているという方もいるというお話を聞いたことがあります。

 

まとめ

今回は「フリーランスナレーターの宅録環境について」ということで、宅録環境一式についてご紹介しました。

繰り返しになりますが、これはあくまで一例です。そして正解はありません。

もっと安いもので揃えることもできれば、金にものをいわせてもっといい環境を揃えることもできます。

あなたが宅録環境を揃えたいなと考えているなら、あなたの住まいや周辺環境、予算やどれだけ使う機会が多いのかなどさまざまな要件を考えたうえで決めてみてくださいね。

今回の記事が参考になると嬉しいです。

 

 

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